オープンコード
今まで上の段Fと下の段Bをやってきましたが
これらは人差し指で全部の弦を押さえる押さえ方でした。
これをバレーコードと言います。
ギターのコードには人差し指で全部の弦を押さえず開放弦を含む
オープンコードと言われるものがあります。
実はFとかBは親指以外の指4本全部を使う初心者の壁となるコードなのです!
ここで挫折してギターをやめてしまう人もいるくらいです。
じゃあなんでそんなん先にやらせんねん!!
となると思います。しかし!オープンコードは押さえる指の数も少なくて簡単なのですが今までやってきた上の段と下の段をずらす手法が使えないのです!
そうするとオープンコードから入った初心者はどうなるのかというと
意味もわからずにコードの押さえ方の形をひたすら暗記していくのです!
忘れたり間違えた押さえ方のまま弾いたりしていって「ギターとはつらいものなんだ」
と思うようになるのです。
でもみなさんは違います!!
初心者の壁となるFとBは最初にマスターしてしまいましたし
FとBを改造して84個ものコードを弾けるようになっています!!!
みなさんは後付けで+αとして簡単に押さえられるオープンコードを足していけばいいのです!!
熱くなってしまい、前置きが長くなりましたが覚えた方がいいオープンコードを見ていきましょう!
覚えた方がいいオープンコード
覚えた方がいいオープンコードと言っても数えるくらいしかありません。
コードのほとんどは上の段Fと下の段Bを改造したものがほとんどだからです。
とは言っても曲を弾いていく上で頻繁にコードチェンジをしていくので
4つの指全部を使うバレーコードだけだと追いつかなくなってしまう時もあります。
なので曲を弾いていく上では簡単に押さえられるオープンコードは必須になってきます。
覚えた方がいいオープンコードは
C D G
のたった3つだけです。
それぞれ見ていきましょう。
C
まず指板図を見てみましょう。
ギターの弦で見てみましょう。
人差し指は2弦の1フレット
中指は4弦の2フレット
薬指は5弦の3フレットを押さえます。
6弦EはCコードの構成音であるCEGの中に入ってる音ですが弾いてしまうと
ConEという今までシカトしてきたonコードというものになってしまうので弾きません。
というのもルートの音が一番低い音(一番太い弦、ベース音と言う)でなければならないというルールがあるのです。
ルート音というのはコードの1stの音です。CコードならCです。
ではどうやって弾かないようにするかというと5弦からピッキングするようにして、もし6弦もピッキングしてしまったときのために上に突き出ている親指(初登場!)で軽く6弦を触っておきます。そうすればピックが6弦に触れてしまったとしても6弦は響きません。これがミュートという操作です。
別に初心者のうちはそんなの気にせず弾いちゃってもいいんですがね!
このルールでいくと実は下の段Bも今まで6弦まで弾いていましたが
これも厳密に言うと6弦は弾きません!笑
厳密に弾きたい人は下の段を弾く時には6弦はミュートしましょう!
D
まず指板図を見てみましょう。
ギターの弦で見てみましょう。
人差し指で2フレットの3弦までを全部押さえる(人差し指が4弦に触れないように注意!)
薬指で2弦の3フレットを押さえる(他の弦に触れないように注意!)
親指で5弦と6弦に触れておく(ミュート)
押さえ方は僕は面倒くさいのでこの方法でやってますが他にも押さえ方はあります。
鳴ればいいんです!鳴れば!
そして実はこのD、色々変形させてDM7、D7、Dm、DmM7、Dm7、Dsus4も弾くことが出来ます!!
このブログを読んでる人なら作り方ももう分かるはずです!!
やってみたい人は作ってみてください!!
ヒント
答え
↓
↓
↓
↓
↓
DM7
D7
Dm
DmM7
Dm7
Dsus4
できましたか??
G
つづいてGコードです。
まず指板図を見てみましょう。
ギターの弦を見てみましょう。
人差し指で5弦の2フレット
中指で6弦の3フレット
小指で1弦の3フレットを押さえます。
押さえ方は
こんな感じです。
番外編EとA
一応EとAもオープンコードとされていますが
Eは上の段Fをずらしたもの、Aは下の段Bをずらしたものになります。
まず上の段Fから
押さえ方は
こうでしたね!
この押さえ方のまま左へずらすとEになり、
人差し指で全部の弦をおさえていた役割を開放弦がやってくれるので
あとは中指人差し指小指だけで押さえるオープンコードとなります。
押さえ方はフリーになった人差し指を加えて押さえなおしてもいいです。
指板図
下の段Bも見ていきましょう。
押さえ方は
こうでしたね!
これを2個左にずらすとAになり
人差し指で全部の弦をおさえていた役割を開放弦がやってくれるので、
中指人差し指小指だけで押さえるオープンコードとなります。
押さえ方はフリーになった人差し指を加えて押さえなおしてもいいです。
指板図
覚えたほうがいいオープンコードは以上となります。