マイナーダイアトニックコード - ギター初心者がギターを弾くまで

今回はマイナーダイアトニックコードについてです。

以前やったダイアトニックコードはメジャースケールからダイアトニックコードを導きましたが、

ダイアトニックコードにはマイナーもあります。

あんまりマイナーキーの曲というのは少ないのですが、メジャーキーの曲の中でダイアトニックコードではないコードを見かけたことありますよね？

そのようなダイアトニックコードをノンダイアトニックコードというのですがこの「どっから来た！！？」のノンダイアトニックコードが実はマイナーダイアトニックのコードだったりするのです！！

このどっからきたかわからないノンダイアトニックコード君を少しでも理解するためにマイナーダイアトニックの知識があると、「ああ、君はあそこからきたのね。」となったりするのです。

マイナーダイアトニックコードは当然マイナースケールから導くわけですが、メジャースケールと違いマイナースケールにはナチュラルマイナースケール、ハーモニックマイナースケール、メロディックマイナースケールの3種類もあります。

ここでは一般的なナチュラルマイナースケールでマイナーダイアトニックコードを出していきます。

今回はAナチュラルマイナースケールを作るので12個の場所にAから並べましょう。

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なんでAなのかは後でわかります。

ナチュラルマイナースケールの7個の公式は

1　M2　ｍ3　4　5　ｍ6　ｍ7

です。

これは12個の音から全音・半音・全音・全音・半音・全音・全音（Aにもどる）で拾ったものです。

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なのでA（ナチュラル）マイナースケールの音は

A　B　C　D　E　F　Gの7個になります。

そしてこの7個、・・・・・メジャースケールの7個と同じですね！

Cメジャースケール

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A（ナチュラル）マイナースケール

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このCメジャースケールとAマイナースケールのように使っている音が同じになっている関係性を平行調（平行キー）と言います！

ここからそれぞれの音をコード化していくわけですが、コード化の仕方はメジャーダイアトニックコードを出した時と同じなので当然同じコードになります。

キーCダイアトニックコード

ⅠM7	Ⅱｍ7	Ⅲｍ7	ⅣM7	Ⅴ7	Ⅵｍ7	Ⅶｍ7（♭5）
CM7	Dｍ7	Eｍ7	FM7	G7	Aｍ7	Bｍ7（♭5）

（ナチュラル）マイナーダイアトニックコードは・・・

Ⅰ	Ⅱ	Ⅲ	Ⅳ	Ⅴ	Ⅵ	Ⅶ
Aｍ7	Bｍ7（♭5）	CM7	Dｍ7	Eｍ7	FM7	G7

となります。

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こういうことですね。

メジャーダイアトニックの時と同じで、

音の名前の下に付く部分（ｍ7とかM7とか）はどのキーでも共通になるので一覧表にすると以下になります。

（ナチュラル）マイナーダイアトニックコード一覧表

補足としてⅤのⅤm7はⅤ7にした方が音のつながりがきれいなのでここを変えたバージョンもあげておきます。

マイナーダイアトニックコード一覧表（Ⅴ7 ver.）